橘始黄 (たちばなはじめてきばむ)

山々の美しい雪化粧に冬の訪れを感じるころ、一年中つややかな葉を茂らせている、橘の実が黄色く色づき始めました。

その葉は枯れることのない常緑樹であることから、めでたいものとして扱われ、平安時代から御神木として宮中などに植えられてきました。

歳晩の候、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。